はじめに
「白露(はくろ)」は二十四節気の一つです。
一つ前の節気「処暑(しょしょ)」から数えて
15日目頃で毎年9月8日頃です。
2026年の白露は9月7日(月)です。
太陽が離れていくため、
空が高くなったように見える頃です。
日中は暑さが残るものの、
朝夕は肌寒さを感じる日もあり、
秋を感じられる時期です。
この記事では、
白露の意味、三つの候とこの時期に注意することを
紹介します。

9月の誕生花と花言葉

白露とは
江戸時代の暦の解説書の「暦便覧」に、
この時期のことが
「陰気やうやく重なりて、露こごりて白色となれば也」
と記されています。
白露は秋の野に降りる「しらつゆ」のことです。
この時期は秋の気配が徐々に深まり、
すすきにその風情を感じられるようになります。
白露は百人一首にも
「白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬき留める 玉ぞちりける」
(文屋朝康・ふんやのあさやす)
意味:
草の葉の上で光っている露に、風が吹きつける秋の野原は、
まるで紐に通していない真珠がバラバラ乱れて、
飛び散っているようだったよ。
という歌が詠まれ秋の風情を象徴する言葉として
使われています。
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白露の三つの候
●七十二候で味わう季節の変化●
◆白露は七十二候では次の三つに分かれます。
初候:
草露白(くさのつゆしろし)
9月8日頃〜9月12日頃
草に降りた露が白く光って見えて、
秋の涼しさが際立つ頃。
夏から秋に変わる時期で、
草花に朝露が降りると晴れるといわれています。

次候:
鶺鴒鳴(せきれいなく)
9月13日頃〜9月17日頃
鶺鴒※が鳴き始める頃。
鶺鴒は「日本書記」や「古事記」
にも登場し、「恋教え鳥」「石叩き鳥」の
別名のある冬鳥です。
※鶺鴒
セキレイ科に属する鳥の総称。
日本では一般的に、
「キセキレイ」「セグロセキレイ」「ハクセキレイ」の
三種類になります。
全長20㎝前後で、大きさはスズメよりやや大きく、
尾が長いのが特徴。

末候:
玄鳥去(つばめさる)
9月18日頃〜9月22日頃
春先に日本にやってきたツバメが
暖かい暖かい南の帰って行く頃。
玄鳥はツバメの別名です。

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白露の頃に注意したいこと
◆食べ物
*旬の食材:
秋ナス、里芋、きのこ類、秋鮭、栗、梨、ぶどう
*体を整える食事:
・朝晩が冷えるため、温かい汁物で胃腸を温める
・夏の疲れを癒すため、ビタミン・ミネラルを多く含む野菜を意識
・水分補給は常温を中心にし、冷たい飲み物の摂りすぎを避ける
◆健康
*寒暖差疲労に注意:
朝夕は涼しく、日中は暑さが残るため自律神経が乱れやすい
*衣服の調整:
薄手の羽織りを持ち歩き、体温調整をしやすくする
*睡眠の質を整える:
夏の寝不足をリセットする時期。早寝を意識
*秋のアレルギー対策:
ブタクサなどの花粉が増えるため、鼻・喉のケアを

◆仕事
*夏の疲れによる集中力低下に注意
*長期案件の見直し:
秋は計画が進みやすい時期。
タスク整理に向いている
*体調変化によるパフォーマンス低下を防ぐ:
休憩をこまめに取り、疲労を溜めない
◆勉強
*学習リズムを整えるタイミング:
夏休み明けで乱れた生活習慣を戻す
*集中力が戻りやすい時期:
朝の涼しさを活かして勉強時間を固定化
*季節の変わり目で体調を崩しやすい:
無理をせず、短時間集中を意識
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おわりに
白露は、秋の気配が一段と深まり、
自然の変化を感じやすい時期です。
寒暖差が大きく体調を崩しやすいため、
食事や生活リズムを整えることが大切です。
季節の移ろいを楽しみながら、
心と体をゆっくりと秋へと慣らしていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
参考書籍:
*株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
*株式会社講談社発行
日本人なら知っておきたいしきたり大全
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