秋の収穫祭「亥の子の祝いと十日夜」日本に伝わる感謝と祈りの風習

亥の子餅 暮らし
亥の子餅
記事内に広告が含まれています。
広告






はじめに


実りの秋は、田畑の恵みに感謝する季節です。


日本各地には収穫を祝い、
翌年の豊作を願う伝統行事が数多く受け継がれてきました。


その代表的なものが「亥の子の祝い」と「十日夜(とおかんや)」です。


どちらも農作物の実りに感謝する行事として知られていますが、
地域によって呼び名や行われ方が異なり、
それぞれに独自の歴史や意味が込められています。


この記事では、亥の子の祝いと十日夜の由来や特徴、
現代に受け継がれる文化的な価値についてわかりやすく紹介します。


実りを喜び、未来の豊作を願った先人たちの思いに触れてみましょう。






11月9日イロハカエデ
11月9日の誕生花イロハカエデ



*11月の誕生花と花言葉

11月の誕生花と花言葉【心をあたためる】晩秋の花たち
「どんな花を贈ろうかな」と迷いやすい11月。 誕生花や花言葉を知ることで、同じ花でも“意味を添えた特別な贈り物”に変わります。 この記事では、11月に咲く花の魅力と花言葉を、やさしい言葉でまとめました。晩秋を楽しむ小さなヒントをお届けします。






亥の子祝いとは


亥の子の祝いは、旧暦10月の亥の日、亥の刻(午後9時~11時)に
餅を食べる行事で、中国から伝わってきた宮中行事です。



2026年は11月9日(月)です。


亥(いのしし)が多産なことにあやかり、
子孫繁栄を祈願して行われていました。



この習わしが日本に伝わり、平安朝以降、
日本の朝廷でも行われていましたが、
稲刈りの時期と重なるため、
次第に収穫祭の意味あいが強くなったとされています。









営業特化の転職支援「ベストウィン」未経験・ハイクラス・キャリアUPに強い理由 |
仕事と学びのコンパス









亥の子祝いの行事


この日は新米で餅をついて「亥の子餅※」を作り、
田の神様に供えます。


亥の子は子供たちも参加する行事です。



子供たちは「亥の子搗きいのこつき」といって、丸石や束ねた藁で地面をついてまわり、
囃はやしながら家々をまわり餅をもらうのが習わしです。

これは土地の邪霊を鎮め、豊穣を祈願するおまじないといわれています。



また、亥の子にはこたつや茶の湯の炉を使い始めるという習わしがあります。


※・亥の子餅
「源氏物語」に、亥の子餅が出てくる場面があり、
大豆、小豆、胡麻など7種の粉を混ぜて作られたとあります。
また、江戸時代には、亥は火を逃れるとして、
庶民の間では亥の日に囲炉裏やこたつ、火鉢を出す風習がありました。
茶の湯の世界では、炉開きの日として、茶菓子に「亥の子餅」を
使います。






亥の子の祝い・亥の刻
亥の子の祝い・亥の刻






十日夜とは


十日夜は旧暦の10月10日に行われる刈り上げの行事で、
田の神様が山に帰る日とされています。



2026年の十日夜は11月10日(火)です。


十日夜には田の神様の化身と信じられている
案山子を持ち帰って祀り、
稲の収穫祭りを行う地域が多くあります。


十日夜には稲と「大根に関する言い伝え※」が多くあります。

この日に大根畑に入ってはいけないという「禁忌きんき」が
各地であります。

これは、秋祭りや正月のお供えの大根に
神霊が宿るいう言われがあるからです。


※・大根に関する言い伝え

十日夜に「大根が割れる音」を聞いたものは
命がないという言い伝えがあり、
この日は「外出してはいけない」という言われもあります。

また、この日までに大根を収穫してしまう地域もあります。








広告


教育訓練給付制度で最大80%還元|リカレントキャリアコンサルタント養成講座 |
仕事と学びのコンパス









十日夜の行事


十日夜には「亥の子搗きいのこつき」と同じように子供たちが
藁を巻いた棒を持ち、
唱え言をしながら家々の庭などを叩いて回る習わしがあります。


これは厄除けのまじないであったり、「土地の神様に生気を与える」
という風習からきています。



十日夜の夜の行事にはお供え物をして
お月見をする風習があります。

「十五夜」と「十三夜」で3月見といわれ、
昔から、この3日間が晴れてお月見ができると
縁起が良いとされています。






十日夜
十日夜






各地域に伝わる亥の子の祝いと十日夜の風習


亥の子の祝いと十日夜は全国に伝わる行事ですが、
その内容は地域によって大きく異なります。


農作物の収穫に感謝するという共通した願いを持ちながら、
それぞれの土地の暮らしや文化に合わせた
独自の風習が受け継がれてきました。






農作物
農作物






亥の子の祝いは、
中国・四国地方や近畿地方、九州地方を中心に広く見られます。


子どもたちが「亥の子唄」を歌いながら各家を回ったり、
石や餅を縄でつるして地面を打ったりする風習が残る地域もあります。


また、亥の子餅を食べて無病息災や子孫繁栄を願う習わしもあり、
豊作への感謝とともに家族の幸せを祈る行事として親しまれてきました。






亥の子の祝い・猪の親子
亥の子の祝い・猪の親子







十日夜は、主に関東地方や甲信地方で行われる収穫祭です。


「田の神が山へ帰る日」とされ、

稲刈りを終えた田んぼへの感謝を表す行事として発展しました。


千葉県や埼玉県などでは、
子どもたちが藁で作った棒や木槌で地面をたたきながら
歌をうたう風習が伝わっています。


また、収穫物を供えたり団子を作ったりする地域もあり、
翌年の豊作を願う祈りが込められています。






十日夜・月見
十日夜・月見







同じ収穫祭でも、歌や踊り、供え物、祈願の方法には
地域ごとの特色があります。

これはその土地の自然環境や農業の歴史、
人々の暮らしが反映されたものです。


亥の子の祝いと十日夜は、単なる年中行事ではなく、
地域コミュニティの絆を深め、
感謝の心を次世代へ受け継ぐ役割も果たしてきました。


各地に残る風習を知ることで、
日本文化の豊かさをより深く感じることができるでしょう。









広告









亥の子の祝いと十日夜から学ぶ


地域ごとに形を変えながら受け継がれてきた
亥の子の祝いと十日夜は、
先人たちが大切にしてきた「努力と実りへの感謝」を

今に伝えています。


学びや仕事も同じように、
日々の積み重ねが大きな成果となって実を結びます。



こうした伝統行事は、

未来につながる努力の大切さを改めて教えてくれるのです。






努力が実る
努力が実る






おわりに


亥の子の祝いと十日夜は、
収穫への感謝と豊かな暮らしへの願いを込めた、
日本人の知恵と祈りが息づく伝統行事です。


暮らしが大きく変化した現代でも、
努力の積み重ねが実りをもたらすという考え方は
変わりません。


学びや仕事も同じように、
一日一日の積み重ねが未来の成果につながります。


秋の収穫祭に込められた感謝の心に触れながら、
自分自身の一年の歩みを振り返ってみてはいかがでしょうか。



季節の変化は、暮らしや働き方、学び方を見直す良い機会です。

仕事と学びのコンパスでは、
キャリア形成やスキルアップ、資格取得に役立つ情報を発信しています。

冬に向けた新たな挑戦のヒントとして、ぜひ他の記事もご覧ください。


https://skillloop.jp/






最後まで読んで頂きありがとうございます。


参考書籍:
・株式会社神宮館発行・暮らしのしきたり十二か月

・株式会社講談社発行・日本人なら知っておきたいしきたり大全








にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村







著者プロフィール
この記事を書いた人
workstudy

2019年11月にブログを始めました。

2026年3月新しいサイト「仕事と学びのコンパス」
を立ち上げました。

60代ですが、まだまだ元気です。

一番の強みは「成功も失敗」もある経験です。

この経験を活かして、仕事や学びの情報を提供します。

皆さまのお役に立てるよう今日も奮闘!

workstudyをフォローする
暮らし
広告
タイトルとURLをコピーしました